ぬる子s blog

「きらく育児」が目標な一児のズボラママによる情報発信ブログ

【実話】〇〇で特定されて ストーカー被害にあった話

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これはとある冬の話です。

年末年始は沖縄で過ごそうと計画し、

きたる12月31日、沖縄の国際通りオリオンビールで乾杯しようとした時でした。

 

(プルルルル…)

 

スマホに着信があり、画面を見ると

「非通知」

 

そう、ここから私のストーカーとの戦いが始まったのでした。

今回はそんな懐かしい話を書いていきます。

何も参考になる程の事は書いてないかもしれませんが、注意喚起も含めて残していこうと思います。

 

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私の〇〇から特定されたらしい。

 

非通知を出ると、しばらく無言が続いた。

 

「……」

 

「もしもし?」

 

何度かこのやり取りを繰り返した後、

荒い鼻息のような音を漏らしながら相手は喋りだした。

 

 

「〇〇に住んでる× × × ちゃんだよね?」

(私の住所と本名)

 

 

第一声がそれだった。

なんだか篭ったような男性の声。

ハァハァ荒い鼻息が聞こえてくる。

 

(なんで私の名前を?てか誰だよ)

 

オリオンビール片手に電話を出てしまった私。

乾杯する前に電話に出てしまったもんだから、

急いでビールを口に流し込んだ。

 

すると相手の男性はこう言った。

 

「ダメだよちゃんと燃えるゴミは破って捨てないと。携帯の明細やプリクラ残ってるよォ」

 

…そう、こいつ。

私の捨てた燃えるゴミを漁ったようだ。

確かにシュレッダー等かけずに捨ててしまった。

だがゴミ捨て場はマンションの敷地内にある。

入り込んだのか?

 色んな予想が駆け巡る。

 

ちょうど沖縄への旅行前で、

断捨離兼ねてかなりの量を捨てていた。

 

携帯の明細から昔のプリクラ

使わなくなった服や下着まで…。

 

しかもその時は、学生時代におふざけで友人から渡されたいかがわしいグッズやDVDもまとめて捨てていたのだ。

 

きっと漁ったそいつは、それを見て大興奮しただろう。

 

「このDVDって見終わったの?」

「可愛い下着履いてるね」

「こういう顔してるんだね」

 

こちらが答える前にドンドンヒートアップして行く相手の男性。

下着は捨てたけど、サイズが合わなくて未使用品を捨てていたのは秘密である。

 

この手の人間は、相手の怖がったり戸惑う姿をみて喜ぶだろう。

絶対にその手に乗ってやるものか。

そう思い、せっかくの沖縄旅行を台無しにされた苛立ちも相まって、私はある事を決行することにした。

 

 

 

反撃開始。

 

 

今このストーカー野郎と繋がってるのは1本の電話のみ。

どうやってこの電話で攻撃しようか。

 

こちらは今回、女だけの沖縄旅行。

男性がいれば代わりに喝を入れて貰えたが、

悲しいことに誰もいなかった。

誰か男性に助けてもらう訳には行かない。

 

悩み抜いた結果、まずは深呼吸して

相手のペースを乱すことにした。

 

 

「私は今宇宙にいます。この電話を掛けてきたのは偶然ではありません必然です」

 

 

そう、頭のおかしいフリをしてみた。

 

 

「ヌンマヌンマ様の思し召しです。貴方は選ばれたのです」

 

「興奮しましたか?もっと興奮してください。そうする程、ヌンマヌンマ様への信仰心が高められ御祝儀が入るのです」

(原文まま)

 

 

オリオンビールを3本ほど飲んだ後だったからか、それはそれは饒舌に架空の神様であるヌンマヌンマ様について語ることが出来た。

 

固まる相手の男。

 

無言が続いたが、私も気にせず続けた。

 

「宇宙からのパワーを浴びてヌンマヌンマ様は大きくなるのです。アメリカの大統領もヌンマヌンマ様のお力あってこそなのです」

 

やや早口で。どんどん支離滅裂な事を繰り返す。

 

「どうしたの!なんで返事をしてくれないの!さぁ!一緒に唱えましょう!」

 

横で笑いを堪える友人。

酒の力を使って、どんどんヒートアップしていった。

 

 

プツッ

 

 

電話を切られてしまった。

足りなかっただろうか…?

 

怒りと恐怖が混合して、なんだか私もおかしかったのだと思う。

 

すると、また非通知でかかってきたのである。

 

「もしもし…?」

 

「……。」

 

相手はまた無言だ。

 

ならば、私もとことん相手をしよう。

 

もう1台のスマホで、YouTubeを開いた。

 

マイク部分にそっと近づけ、再生ボタンを押した。

 

 

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【十回復唱】般若心経・癒し 瞑想 暗記 作業などに - YouTube

 

そう、爆音で般若心経を流してみたのだ。

 

合間に私も「さぁ一緒に!」と合いの手を入れる。

相手の雑念を払おうと、私も一生懸命YouTubeのボリュームを上げた。

相手の耳に爆音で届く般若心経。

きっと穢れた心も浄化されただろう。

 

これを繰り返したおかげか、それ以降相手から電話がかかってくる事は無くなった。

 

 

今考えると、

ヌンマヌンマ様について力説している間、

私たちは沖縄の居酒屋にいた。

後ろでは「イラッシャイマセー!」や沖縄民謡が流れていたことだろう。

カオスに拍車をかけていたかもしれない。

 

そんな考えも、今となっては笑い話。

懐かしく思う。

 

 

 

現在。

 

 

その後は、念の為その家から引っ越すことにした。

元々家賃の安さ故に治安の悪い地域だったので、安全を買う為に生活拠点を見直すことにしたのである。

 

窓の明かり、玄関が表通りから丸見えなのもあり、女ひとりで住んでたことも知られやすかったのだろう。

ゴミもただ捨てるだけではいけない。

ちゃんと断裁して分からなくして捨てなければいけない。

ゴミ袋は個人情報の宝庫である。

 

己の危機管理能力の低さに改めて反省した。

一歩間違えたら刺されていたかもしれない。

 

もし一人暮らしな方がいたら、

決してゴミはそのまま捨てては行けない。

あと、相手から接触を図られたら変に刺激しては行けない。

私が言うのは説得力が無いが、自己防衛は必ず必要な事である。

 

いかがでしたか?

個人的見解ですが、少しでも参考になれたら幸いです。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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どうぞよろしくお願いします(*ᴗˬᴗ)⁾⁾⁾

 

 

 

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